J-CASTニュース>「らき☆すた」売れまくったのは 違法投稿が「宣伝」してくれたから
ちょっと前にTVニュースの特集でやっていた内容とほぼ同じかな。これもひとつの答えですかね、あくまでひとつの。別の答えも存在すると思います。
本当に「宣伝になる」?
「宣伝になる場合もある」というだけで、すべてが「宣伝になる」わけではないと思います。知名度がアップするのはほぼ確実でしょうけど、売り上げに結びつくかは状況次第。(宣伝は売り上げに結びつかないと意味が無い)
蛇足ですが「宣伝してやっているんだ」というのはともかく「知名度を上げてやっているんだ」と言うのはあっているでしょうね、まあそれでも余計なお世話かもしれませんが。そもそもなんでそんなにえらそうなんだとw
角川のような展開をしても(やりかた次第では)儲かる可能性もあるということですね。まあ、角川は大きいですから、寛容にもなれるかなと。他の中小は必死でしょうから、あまり確実性がないものに賭けるわけにもいかないでしょうしね。
面白くないものが売れないのはいいとして、及第点ラインのものがやりきれなくなる可能性はあるのは困りますね。
ちなみに、「ハルヒ」や「らき☆すた」は正直本編は大して面白くないが、その周りの騒動は面白かった。エンターテイメントとしてはそういうのもありだと思う。「ハルヒ」の方はストーリーはともかく、キャラの見せ方はうまかったと思いますが。
商売と創作
で、この発言はあくまで商売上の発言でしょう。クリエイターとしての発言ではないかな。「ファンに対して~」的な部分はリップサービスでしょう。
この記事をもってして、実際に作品を創った人の意見が「見てもらえればいい」、「違法UPは絶対駄目だめ」、「もっと金よこせ」、「どうでもいい」、「その他」なのかはわかりませんよね。たぶん色々な意見があると思います。製作会社の態度を見ているとある程度は推測出来る部分もありますが。
露出のコントロールは誰がやはり権利者がやるべき
結局、これをもって違法UPがOKということにはならないと思います。角川だっていつ見解を変更するかはわからないですしね。あくまで「許容する場合もあるかもよ」ということですよね。
結局、露出のコントロールは権利者側がやるべきことで、ユーザー側が勝手にやっていいことではないと思います。ユーザー「宣伝してやっている」←権利者「そうかもしれないけど、余計なお世話」と言う場合がほとんどだと思います。ただ、あまり制限しすぎると逆効果になるのは間違いないでしょうけど。
(そういう意味では先日のニコニコの「著作権侵害動画はすべて削除します」って言う宣言もおかしいかな、主体が間違っている気がする)
でも、できれば二次創作等(パロディなんかも)は許容してほしい。さんざん言ってますが、どの様な作品も先人あってのものだと思いますので、その循環を断ち切る様な行為はどうかと思います。それに二次創作は練習になって、クオリティを底上げする部分もあるでしょうし。著作権は(起源はともかく)本来お金儲けのツールではなく、「文化を発展させるツール」なわけですから、そこは優先されてもいい思います。権利者の儲けを守るのはあくまで手段ですしね。
ただ、二次創作で商売するならちゃんと許諾はとりませう。そこは当然ですよ。
露出をもっと増やして欲しいというニーズ
ユーザーとしては例えばDVDを買う前に内容を確認したい。見れない地方でも見れるようにしてほしい、いつでも見れるようにして欲しい(場合によっては有料でもよい)というのは散々言われていると思います。ネットと言う手段で比較的手軽に出来るにもかかわらず、あまり積極的にやっているようには見えない。
Gyaoやその他配信サービスで放映されていることもありますが、見たいものが確実にあるわけではないですし、タイミングが悪いというかニーズをちゃんと読んでない気がします。まあ、TV放映とバッティングするわけにも行かないというのがあるんではないかなと邪推できますが。ネットで同時期に配信されるか、すぐに配信されることがわかっていると視聴率(この視聴率というのも最近は怪しいわけですがw)が落ちるでしょうし、スポンサーからお金をもらっている身としてはそれは困るんでしょうね。製作者には放映局のスポンサーなんかどうでもいいでしょうが、放映局自体にそっぽ向かれると困ってしまうでしょうしね。
こういうところにもっと大規模に投げ銭とか活用できればいいのに・・・、たとえばデモ作って動画サイトに上げると投げ銭が入って、制作費の足しになるとか。一次創作者に投げ銭がいくことはまったく問題ありませんしね。まあシステム構築の問題とどの程度入るかが未知数というか、維持するのは多分無理なんだろうなという問題がありますが(だめじゃん・・・orz)
レンタルという手段もありますが、出るの遅いですしね(熱が冷めたころに出てもなぁ)、まあなつかしのを見る分にはいいのですが。
著作権者側(この場合は仲介する人たちかな?)はもっとこういうニーズに答える努力をして欲しいかな。そうでないとその内ソッポ向かれますよっと。今はそういう時代(情報伝達が早いので、下手なことしてるとすぐ叩かれる)だと思いますし。
やっぱり動画投稿サイトを著作権者自らもっと積極的に利用してほしいですが、ただ、そうなると動画サイトが第二の放送局になってしまう問題もあるかもしれないですね。なんか利権が発生する状態になるかも。それはそれで困った問題だなぁ。まあ、将来的には放送局よりは数が増えるでしょうから、競争は働きやすいとは思いますが。
許容するのかしないのかのさじ加減は難しい
印象的な以下の言葉(上記記事より抜粋)
「果たして違法映像を見過ごしていいのか」
やはり、さじ加減が難しいのでしょうね。正直、著作者が「絶対的に禁止したい」と言うところは少ないのではと思います。
これを考えるとグレーな部分というのは便利なのは便利なんですよね。白黒はっきりさせるのが最善策というわけでもないのでしょうね。
その中でも、うまく解決出来る部分はまだまだある(ユーザーのニーズへの答え方とか)とは思いますので、その辺の対応を進めて欲しいところです。その方が違法対策のみに躍起になるよりは建設的だと思います(違法対策をするなというわけではないです、ある程度は必要かと)